乾燥肌治療薬 「ヒルマイルド」 の新CMに、King＆Princeの永瀬廉から timelesz の原嘉孝と篠塚大輝が交代したことが発表されました。永瀬が5年間演じてきたCMで築いたイメージは強く、ファンの間では発表直後から衝撃が走り、「もう買わない」「見ていられない」といった声まで飛び出す異例の事態となっています。SNS上では驚きや戸惑いの投稿が相次ぎ、健栄製薬も公式で契約交代の経緯を釈明せざるを得ないほどでした。
「ミョウガに見える!?」奇抜すぎるビジュアルが波紋
今回のCMで原と篠塚が着用しているのは、白とピンクのグラデーションスーツ。特に肩周りにはショッキングピンクが使用されており、視覚的に強いインパクトを与えます。このデザインは商品のパッケージカラーに合わせたものとされていますが、SNSではすぐにツッコミが殺到しました。
「ヒルマイルドの原くん、どうしてもミョウガに見える」「アイドルなのにピンク色こんなに似合わない笑」といった声が飛び交い、視聴者からは「微妙すぎる」「違和感しかない」といった反応も少なくありません。永瀬時代の落ち着いたピンクと比較すると、そのギャップは余計に大きく、初見では受け入れがたい印象を持つ人が多いのも納得です。
CMの演出も軽快なダンスを取り入れるなど、明るくポップな印象を前面に出しています。しかし、指先や関節など乾燥しやすい部位を強調する動きが、視聴者によっては不自然に映り、心理的な違和感を生む要因にもなっています。
永瀬廉からのバトンタッチで揺れるファン心理
永瀬廉の後任として新しい顔が登場するというニュースは、多くのファンにとって大きな心理的衝撃でした。5年間親しんできた俳優が離れることで、ブランドと個人の結びつきが強かっただけに、「廉くんじゃなくなって寂しい」「もう買わない」といった悲痛な声がSNS上にあふれました。
この反応の多さを受け、健栄製薬は公式で契約終了の経緯を説明する異例の対応を実施。
「契約終了の申し入れを受け、タレント契約を満了させて頂きました」
と前置きしたうえで、永瀬の名前は直接出さずに5年間の貢献への感謝を表明。炎上を最小限に抑えつつ、丁寧にブランドとタレント双方への敬意を示す形となりました。
ファン心理の複雑さは、単なる好みの違いではなく、長年慣れ親しんだ「顔」と「色」の印象が突然変わることによる心理的ギャップが大きな原因です。特にアイドルやCMタレントの場合、視覚的な馴染みやブランドイメージとの結びつきが強く、変化に対する拒否反応は顕著に現れます。
timeleszの快進撃と“ゴリ押し”疑惑
timeleszはオーディション番組『timelesz project（タイプロ）』を経て新体制に移行。ジュニア経験のない原や篠塚を含む8人体制で活動を開始し、短期間で圧倒的な存在感を示しています。6〜8月に開催された全国8都市24公演のライブツアーでは約25万人を動員し、アルバム『FAM』は初週61.9万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得しました。
さらに冠番組やCM出演も続々と決まり、広告界・テレビ界ではSnow Manに続く注目株として位置づけられています。この急激な露出とメディア進出は、視聴者やファンから「ゴリ押し」と評されることもあります。初見での違和感や批判も、この勢いの副産物といえるでしょう。人気があるからこそ賛否が生まれ、注目度が高まるのは芸能界の常です。
ビジュアルの違和感は時間が解決？
今回のCMは派手な衣装、軽快なダンス、そして前任者からの交代という三拍子が揃っており、初見では視覚的にも心理的にも強い違和感を与えます。しかし、ファンや視聴者は時間とともに新しいキャラクターやビジュアルに慣れ、次第に自然に受け入れる可能性が高いです。関係者も「見慣れてくれば、違和感は薄れていく」とコメントしています。
交代劇が吉と出るのか、それとも批判が尾を引くのか。CMの評価はもちろん、timelesz自身の勢い次第で大きく変わるでしょう。年末の紅白出場の期待も高まる中、彼らの快進撃はまだ始まったばかりです。
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